漫画「遭遇」【20話・21話・オシドリ親子】と【22話・健忘症】の大まかなネタバレと、見どころ感想をご紹介します♪
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遭遇(漫画)20話ネタバレ【オシドリ親子1】
一ヶ月前に旦那を亡くした女性。
現在は義母と息子の三人暮らしです。
義母はケチくさく、今日も調理がめんどくさそうな山菜を取ってきては女性に料理を頼みます。
こんなものお惣菜を買えばいいのに…と思いますが、旦那もケチだったので親子そろってそっくりだわ…と女性はため息をついてしまいます。
旦那さんとあまり仲が良くなかったのかな…という感じがしますが、こんなに早く亡くなるならもっと良くしてあげれば良かった、と少し後悔している様子から心の底から嫌っていたわけではなさそうです。
しかし旦那はさておいても、何から何まで正反対の義母とはどうやっても仲良くなれない。
料理、洗濯、掃除など全てに口出ししてくる義母が鬱陶しくてたまりません。
でも、義母と食べるご飯もこれが最後。
だから今日くらいは、義母の味付けに合わせてあげようと、女性は義母に言われた通りの味付けで料理を作っています。
「義母さん、これは黒酢を使うんですよね?」
「…アナタの好きなようにしたら?私は何でも食べるよ。」
何だか急に大人しくなった義母に、今さら私に優しくしても遅いわよ、と心の中でほくそ笑む女性。
女性が沸かすヤカンの中には、煎じて飲むと死ぬほどの毒性がある山菜の根が煮込まれていたのでした…!
義母殺害計画が始動してしまいました><
遭遇(漫画)21話ネタバレ【オシドリ親子2】
登山のふりをして、山に毒のある山菜の根を取りにきた女性。
登山客は、不気味に笑いながら山菜を掘る女性を見て、
「旦那に先立たれてああなっちまったのか…。可哀想になぁ。」
と目も当てられないといった様子で、足速に近くを通り過ぎていきます。
しかし、女性が笑っていたのはお目当ての山菜の根が綺麗に取れたから。
思わず叫びたいほど喜んでいたのを、何とか押し殺していたのでした。
女性は最後の晩餐を食卓に並べ、煎じた山菜の根を義母のグラスに注ぎます。
女性は記憶を振り返ります。
ここまで嫁と姑の仲が拗れたのは、旦那が保険金の受け取りを義母名義にしていたからだと。
それは旦那さんがやっちゃってますね…。
せめて息子が受取人だったら、もう少し穏やかな嫁姑関係になっていたのかもしれませんね。
「どうぞ、召し上がってください。」
「山菜のおひたし、美味しそうにできてるわね。味見した?」
「えぇ、美味しくてちょっと味見しすぎちゃいました。」
「そう…もっと食べなさいね。」
何だか調子が狂うなと思いながらも、女性も義母にグラスの毒水をすすめます。
「義母さん、最近目が悪いって言ってたから、目にいい漢方を入れて沸かしたんですよ。飲んでみてください。」
そして義母は何も疑うことなくグラスを飲み干しました。
女性は今にも大声で笑い出したいのを何とか堪えています。
「ただいまー!」
そのとき、いつもより早い時間なのに息子のヒロキが帰ってきました。
「喉乾いたー!これ水?」
そう言って机にあったグラスに手を伸ばそうとします。
「ダメッッ!!!」
女性は慌てて息子を止めます。
「何だよびっくりした…あ、このおひたし美味しそう!」
「ダ…ダメッッ!!」
今度は義母がヒロキを制止します。
え?と女性と義母が顔を見合わせた瞬間、二人は猛烈な吐き気に襲われました。
その場に突っ伏し、嘔吐を繰り返す女性と義母。
「うわ、きたなー!」
息子の呑気な声が聞こえます。
そして『初めて、義母と気が合ったのね』と気付き、女性と義母は顔を見合わせて笑ったのでした。
遭遇(漫画)【20話・21話・オシドリ親子】感想と意味を解説
全く正反対で何一つ気が合わなかった女性と義母が、同じ日に同じ方法でお互いを殺害しようとした。
二人とも致死量に至らなかったようで助かりましたが、やっと気が合ったわね…というブラックユーモアを感じさせるお話でした。
おそらく同じニュースを見て、義母は山菜本体を、女性は山菜の根を使う方法を思いついたんでしょう。
今後二人の関係がどうなるのか気になります(まぁ、これから仲良くできるとは思えませんが^^;。
遭遇(漫画)22話ネタバレ【健忘症】
二日酔いから目覚めた男性。
机には灰皿とタバコの吸い殻があり、せっかく禁煙していたのにやっちまった…と肩を落としています。
男性は水を飲もうと冷蔵庫を開けます。
すると、冷蔵庫の中に切り落とされた隣人の頭部がありました。
いやいやこれはグロいwしかもうっすら目が開いてるのがさらに怖いw
血だらけの頭部を見て固まる男性。
男性は昨夜何があったのか思い出そうと、必死に記憶をたどります。
居酒屋で浴びるほどお酒を飲んで、コンビニでタバコを買った。
そしてタバコのせいでマンションの隣人と喧嘩になって…そこまでは覚えているのですが、それから先の記憶がありません。
「くそッ…何があったんだ…!」
男性は頭を抱えます。
そしてあることに気付きハッとします。
頭部が冷蔵庫にあったということは、他の部分もこの部屋のどこかにあるのでは?と。
男性が家中を探すと、洗濯機の中から脚、乾燥機の中から腕、オーブンの中から胴体が見つかりました。
うっ…何でこんなにバラバラなんでしょう、グロいエグい><
そして全てのパーツが見つかったのに、なぜか指が一本だけ見つからないのも気がかりです。
「すいません、警察ですがー!」
突然の警察の訪問に、男性の顔からは血の気が引いていきます。
男性はとりあえず、慌ててそれぞれのパーツを隠します。
そして玄関を開けると
「警察です、昨晩、隣の部屋のご主人が『コンビニに行ってくる』と言って出かけたきりまだ帰ってこないみたいなんです。
監視カメラを見た結果、昨晩隣の部屋のご主人がマンションを出た形跡はなく、その時間にこちらの部屋から大きな声が聞こえたという証言がありました。
少しお宅を拝見させていただけますか?」
と言われ、これはもう自首するしかないのか?と内心気が狂いそうになりながらも、警察を部屋に通します。
ヒヤヒヤしながら警察の捜索を見守る男性。
すると、警察官の一人が冷蔵庫から異臭を感じたようで、
「冷蔵庫の中を見ていいですか?」
と言い出しました。
男性、絶体絶命のピンチ^^;
男性は冷蔵庫の中身を使って上手く頭部を隠していましたが、よく見ると髪の毛が隠しきれていません。
慌てた男性は冷蔵庫に適当に突っ込んでいたタバコの箱を取り出し、
「一本どうですか?タバコは冷たいときが一番で…」
と言いながらタバコを一本取り出し、火をつけようとします。
しかし、箱の中にあったのはタバコではなく、人間の指でした。
一本だけなかった指はまさかのタバコの箱の中に!><
こうして男性は警察に御用となったのでした…。
遭遇(漫画)【22話・健忘症】感想と意味を解説
最初は誰かが男性に罪を被せようとしているお話かな…?と思ったのですが、『健忘症』というタイトル、そして二日酔いで男性に記憶がないことから、単に自分が犯した殺人を覚えていないほど泥酔してしまったということなんだと思います^^;
隣人をバラバラにして頭部を冷蔵庫に入れる…酒に呑まれた男性の、なんと猟奇的なこと><
ここまでくると、もはや病気だと思います…。
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