漫画「遭遇」【23話・ガールズチャンネル】と【24話・ゴキブリ】の大まかなネタバレと、見どころ感想をご紹介します♪
「遭遇」の漫画を読めるのはピッコマだけ!
当サイトは完全なネタバレではなく、みなさまに「イラスト付きで読みたい!」と思っていただけるような記事作りを心がけておりますので、ご理解ください。
遭遇(漫画)23話ネタバレ【ガールズチャンネル】
パソコンでネットの掲示板を見ている男性。
そこに「ミキちゃん」と名乗る人物がスレ主のスレッドを発見します。
男性はその投稿が気に掛かり、スレッドを開きます。
『私は毎日が辛く、もう耐えられないので自分の人生に終止符を打とうと思います。
原因は旦那からのDVです。
子供が大きくなるまでは我慢しようと思いましたが…自分が殴られるのは我慢できますが、子供が見ている前でとなると話は別です。耐えられません。
この書き込みが、どうか旦那を裁いてくれますように。』
そう書かれた投稿に、男性は身に覚えがあるようでした。
「あのアマ…ふざけやがって…。まだ殴られたりねーのか?」
このスレ主の「ミキちゃん」は、どうやら男性の奥さんのようですね。
このパソコンから書き込みをして、履歴から旦那さんにバレてしまったんでしょうか><
男性はこのスレッドについたレスをひとつひとつ見ていきます。
『最低の男!早く通報したほうがいい。』
『お子さんと一緒に警察に駆け込んだら?』
『命を絶つよりいい方法がきっとあるから、生きて!』
などなど、ミキちゃんに同情的なコメントばかりが並びます。
「みんな暇人かよ!余計なお世話だっつーの!」
男性は悪態を吐きながら、さらにレスを遡っていきます。
その中の一つに
『死ぬことと殺すことどっちが簡単でしょうか?力で勝てないのなら睡眠薬を使って寝てる時を狙うとか…方法はいくらでもあるよ。』
というレスを見つけ、男性の手が止まります。
しかも、そのレスにミキちゃんはコメントを残していました。
『ありがとうございます。確かに後者が簡単そうですね。』
「このアマども、何言ってんだ!?今に見てろ…よ…。」
男性は激昂したのも束の間、急に意識が遠のいていきました。
男性は意識がなくなる寸前、先ほど飲んだグラスに目をやります。
男性が意識を失ってからしばらくしたころ、女性が部屋の中に入ってきます。
その手には包丁が握られており、女性はためらいなく男性に包丁を突き立てました。
何度も、何度も。
さいごに女性は血飛沫を浴びたパソコンを使い、「ミキちゃん」のスレッドを削除したのでした。
遭遇(漫画)【23話・ガールズチャンネル】感想と意味を解説
やはりスレ主の「ミキちゃん」は男性の奥さんで、奥さんはスレッドの助言通り、男性に睡眠薬を飲ませてから殺害する方法を実行したのでしょう。
男性にスレッドを読ませたのも計画のうちだったのかも?
しかし子供のことを考えると、お母さんが殺人を犯してしまうより、他のレスにあったように一緒に警察に駆け込むのが最善だったのでは…?と考えてしまいます^^;
きっとまともに思考ができないほど、追い込まれていたのでしょうね><
遭遇(漫画)24話ネタバレ【ゴキブリ】
スマホのアラームで起床した男性。
スマホの予定表には「面接」と書かれています。
男性は習慣なのでしょう、起きてまずタバコに手を伸ばしました。
そんな男性の視界の端に、数匹のゴキブリが壁を這っているのが映ります。
ヒエ、一匹でも気持ち悪いのに数匹も…この部屋ちょっとボロいけど、それにしても数匹が一気に現れるなんてゾッとしちゃいます><
男性は「勘弁してくれよ…」と思いながらも、そのまま面接に出かけていきました。
しかし面接の結果は、全く手応えなし。
その上、喫煙室で面接官が会話しているのを偶然にも聞いてしまいます。
「最近の若者は才能もない個性もない、並のやつらがゴキブリのように腐るほどいるな。
しかもさいごに面接したグループには本当にゴキブリに似たやついたよな?ハハッ」
男性はきっと自分のことを言っているのだと思い、俯いてしまいます。
最近の若者は…とひとまとめにしたり、人の見た目をゴキブリ扱いしたりと、この面接官こそゴキブリ以下の精神の持ち主ですね><
こんな会社入りたくないです。
そして面接の帰りの電車の中、男性は車窓に写る自分の姿を見てギョッとします。
その顔はなんとゴキブリだったのです。
男性が見間違いだと言い聞かせるようにブンブンと頭を振ると、その姿はいつもの自分の顔に戻っていました。
しかし男性の中で「自分はゴキブリなのでは?」という恐怖が広がっていきます。
男性が部屋に帰って電気をつけると、電源のそばからゴキブリが飛び出し壁を這い始めました。
男性は、自分の中で何かが弾けたように、ゴキブリを叩き潰します。
「俺がゴキブリみたいだと!?俺は違う!他の奴らとは違うんだ!!」
男性は狂ったように何匹も何匹も、手が真っ黒になるまでゴキブリを叩き潰します。
そのとき、急に停電で部屋の明かりが消えました。
「この家、マジでボロい…。」
男性は手元のランプで灯りをつけます。
そして明るくなった室内を見た瞬間、男性は絶句してしまいました。
そこには、自分の周りを囲う大量のゴキブリがいたのでした…。
遭遇(漫画)【24話・ゴキブリ】感想と意味を解説
この男性は就活中で、なかなか内定が出ず落ち込んでいたのでしょう。
自分とゴキブリを重ねてしまい、ゴキブリの幻覚に囚われてしまったようです。
一匹だけでも気持ち悪いのに、ゴキブリに囲まれてしまったら…私なら気絶てしまいそうです^^;
