漫画「遭遇」【45話・Stan】と【46話・47話・吸殻】の大まかなネタバレと、見どころ感想をご紹介します♪
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遭遇(漫画)45話ネタバレ【Stan】
舞台は刑務所。
連続殺人の罪で服役中の斎藤卓馬には、毎日のように真希という人物から手紙が届きます。
その内容は
『あなたに一目惚れしました』
『あなたを愛しています。ファンです。』
などなど。
同室の囚人Aは、その手紙を覗きながら
「こんなに毎日送ってくれるんだから、返事を書いてみろよ。ここを出たらヒモになれるかもしれないぜ。」
と笑います。
まあ、連続殺人なら一生刑務所から出られないと思いますが^^;
その言葉を聞き少し考え込んだ卓馬は、返事を書いてみることにしました。
数日後。
真希から返事が送られてきました。
『卓馬さんから返事が来て人生で一番嬉しいです!
今日、自分の手の甲にあなたの顔のタトゥーを入れました。
もし良ければ…会いたいです。面会に行ってもいいですか?』
という内容でした。
殺人犯のタトゥーを彫るとか…狂信的過ぎて怖い><
同室の囚人たちは面白がって、面会してみたら、と勧めてきます。
卓馬は少し考えましたが面会することに決め、返事を書いたのでした。
数日後。
真希との面会を終えた卓馬が、部屋に戻ってきました。
「どうだった!?」
と興味津々な同室の囚人たち。
卓馬は俯いたまま答えません。
真希はなんと…男でした。
しかもデブで、絵に描いたようなオタクの見た目だったのです…。
同室の囚人たちは大爆笑で、卓馬もやっちまったというような表情で顔に手を当てます。
その日から、卓馬は真希から手紙が送られてきても読まずに捨てるようになりました。
しばらくしたある日。
同室の囚人Aが、どうせ捨てるんだったら読んでもいいだろ、と真希からの手紙を拾い上げ読み始めます。
手紙を読み進めていくうちに、次第に表情が固くなるA。
その内容は
『これが最後の手紙になりそうです。
あなたに見た目で判断されてとても傷つきました。
私はあなたに会ったら迷わず殺してしまいそうです。
いいことを思いつきました。
今から両親を殺してあなたと同じ場所に行きます。
待っててね。
あなたを殺したい。』
卓馬が手紙を読み終えた瞬間、刑務官が新入りの囚人を連れてやってきます。
その手の甲には卓馬の顔のタトゥーが刻まれていたのでした…。
遭遇(漫画)【45話・Stan】感想と意味を解説
卓馬の顔のタトゥーを手の甲に彫るほど、熱狂的に卓馬を愛していた真希。
見た目で判断されたことに傷ついた真希は、その愛が憎しみに変わってしまいます。
卓馬を殺すために、卓馬のそばに行くために…両親を殺すなんて。
そんな人と一生同室で過ごすことに、連続殺人鬼の卓馬もさすがに恐怖を覚えたようです。
まあ、同情はできませんけどね^^;
遭遇(漫画)46話ネタバレ【吸殻1】
天気のいい昼下がり、ベビーカーを押しながら散歩をする夫婦。
そこにタバコの吸殻が落ちてきて、あろうことか赤ちゃんの顔に当たってしまいます。
うわ、赤ちゃん絶対火傷しちゃったよね、これ…大丈夫かな><
父親がマンションを見上げると、住民の男性が渡り廊下を歩いており、部屋に入っていくところでした。
父親は男性の部屋のドアを叩き、
「お前の投げた吸殻がうちの子に当たったんだよ、どうしてくれるんだコノヤロウ!」
と、怒鳴りつけます。
しかし男性は
「何のことだ?俺は知らねえよ。」
とすっとぼけ。
怒り狂った父親は「ぶっ殺してやる!」と叫びながら男性の顔面を殴ってしまったのでした…。
場所は移って警察署。
「絶対に示談にはしない。」
そう言い張る男性の顔には、鼻の骨を骨折したのか痛々しいテーピングがされています。
父親は「こいつが吸殻を投げたに違いないんです。」と主張しますが、警察官にも
「この人がやったという証拠がない。今は荒井さん(父親)が暴行の加害者ですよ。」
と諭されてしまいます。
うーん、父親、我が子が火傷させられてカッとなる気持ちは分かりますが、手を出したのはマズかったですね…。
しかも現場が映っている防犯カメラはないそうです。
警察官は
「同じ団地の住民同士なんですから、話し合いで解決しましょう。
この件は引き続き調べますので、荒井さん(父親)はとりあえず謝ってください。」
と言います。男性にも
「謝ったら示談も考えましょう。」
と上から目線でモノを言われ、父親は悔しさに滲ませるのでした。
そして警察署からの帰り道。
「やっと帰ってきたんですか。」
タバコ片手にベンチに座り父親を待っていたのは、あの男性でした。
「タバコは吸わないはずでは?」
と父親が問いかけると
「今日はストレスが溜まったので、今日から吸うことにしました。」
とチャラけた感じで答えます。そして
「俺は優しいから示談にしたけど、他の人だったらアンタは刑務所行きだぜ。」
そう吐き捨て、父親の足元にタバコの吸殻を投げ捨てて去っていきました。
残された父親は吸殻を見つめながら、怒りに身体を震わせるのでした…。
遭遇(漫画)47話ネタバレ【吸殻2】
スヤスヤ眠る赤ちゃん。
その額には痛々しいテーピングがされています。母親は
「傷痕が残るかもしれないって。」
と悲しそうな表情です。
大切な我が子の顔に、一生残る傷痕をつけられた…両親の気持ちを思うと胸が痛みます><
翌朝。
管理人が敷地の掃き掃除をしていると、
「誰だよ!」
と叫び声が聞こえました。
管理人が駆け寄ると、そこにはベビーカーの前にしゃがみ込む父親の姿がありました。
「またあの男性に吸殻を投げられました。警察に通報してください。」
警察はすぐにやってきて、男性は事情聴取を受けます。
「俺は今起きたんだ。この前もそうだが俺じゃねえよ!」
警察が、目撃者もいるし吸殻もあるのでDNA鑑定を受けて欲しいというと、
「じゃあ令状を持って来い。あと、そいつを虚偽の告訴罪で訴えてやる!」
と言ってドアを閉めてしまいます。
この男性、令状がなければ強制的にDNA検査をできないとか、虚偽の告訴罪で訴えるとか意外と法律に詳しいですね…?
この警察官と男性のやり取りを、父親は野次馬に紛れて見ていたのでした。
数日後。
警察に連れて行かれたのは父親ほうでした。
「だからこちらできちんと調べると言いましたよね?」
と警察官に詰められ、ショボンとする父親。
実は、二回目に男性に吸殻を投げられたという通報は、父親の嘘だったのです。
警察官が捜査したドライブレコーダーの映像に、赤ちゃんが火傷したときのマンションの映像が撮れていました。
その映像に映っていた吸殻を投げた犯人は男性ではなく、さらに上の階の住人だったのです。
あちゃー、これはやってしまった><
さらに2回目に通報された時は、男性の部屋のドアは一度も開いていませんでした。
父親は男性の吸殻を拾い、虚偽の通報をして犯人に仕立て上げようとしたのです。
この男性も犯人じゃないなら父親を挑発なんかしなければよかったのに…疑われるような態度をとるからこんなめんどくさいことに^^;
父親は虚偽の通報を認め、謝ります。しかしその横で
「お前絶対に許さないからな!」
と父親に向かって怒鳴る男性。手には手錠がはめられています。
「でも、おかげで10年間捕まらなかった殺人犯を捕まえられたので、減刑されると思いますよ。」
と言う警察官。
「お前絶対に許さないからな!」
と何度も父親に怒鳴る男性に、父親はポツンと
「ご、ごめん…」
と呟いたのでした。
遭遇(漫画)【46話・47話・吸殻】感想と意味を解説
男性はおそらく、令状をとられDNA検査を受けさせられたんでしょう。
その結果、10年前の殺人事件の犯人のDNAと一致した。
男性は逃走中の殺人犯だったということです。
父親の虚偽告訴はいけないことですが、そのおかげで迷宮入りしそうだった殺人事件の犯人を捕まえることができたわけですね。
10年逃げていた男性も、まさか虚偽告訴が原因で捕まるなんて思わなかったでしょうね…^^;
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