漫画「遭遇」【9話/10話/11話/12話・ANOTHER】のあらすじ感想をご紹介します♪※ネタバレ注意
「遭遇」の漫画を読めるのはピッコマだけ！
当サイトは完全なネタバレではなく、みなさまに「イラスト付きで読みたい！」と思っていただけるような記事作りを心がけておりますので、ご理解ください。
遭遇（漫画）9話ネタバレ【ANOTHER1】
（1）
廃倉庫にいる誘拐犯の男と、ロープで縛られた黒髪の女性。
男は誰かに電話をかけています。
（2）
電話をしながら運転する茶髪の男性。
しかし電話に気をとられ、前からきたバイクに気づくのが遅れてしまいます。
慌ててハンドルをきるも木にぶつかり、車は破損し自分は重傷を負って気絶してしまいました… ＞＜
（3）
廃倉庫の中で、ナイフを片手に黒髪の女性に近づく誘拐犯の男。
遭遇（漫画）10話ネタバレ【ANOTHER2】
もう終わりだ、とダルそうにロープを切った男に、勝手に終わらせないで！と女性は怒ります。
どうやら女性はこの男に「誘拐のふり」を頼んでいたようです。
（4）
ときは遡って、ヤミ金の男に「自分を誘拐するふりをしてほしい」と頼む茶髪の女性。
男は突拍子のない話を不審に思いますが、大量の札束を積まれ依頼を受けることにします。
女性がこんなことを頼んだ驚きの理由は…？！
（5）
大破した車の中で意識を取り戻した茶髪の男性。
時計を見た男性は、現金の入ったケースを持って慌てて走り出します。
（6）
約束の時間がすぎ、計画は失敗だとニヤつく誘拐犯の男。
そのときー。
廃倉庫の重い扉が、ゆっくりと開いたのでした。
遭遇（漫画）11話ネタバレ【ANOTHER3】
（7）
息を切らしながら全力で走る茶髪の男性。
なんとか辿り着いた目的地の廃倉庫の扉を、男性は意を決して開けます。
（8）
茶髪の男性が廃倉庫の扉を開けると、誘拐犯の男は金の入ったトランクを渡すよう要求します。
しかしその直後、黒髪の女性が男の背後からナイフを突き刺します…＞＜
（9）
重傷を負いながらなんとかも廃倉庫にたどり着いた茶髪の男性。
そこで見た絶望の光景とは…。
遭遇（漫画）12話ネタバレ【ANOTHER4】
（10）
マンションのエレベーターに乗り、地下駐車場にやってきた美沙。
そこには無惨に破壊されたバイクがありました。
そして、バイクのそばに佇む一人の男性。
「ちょっと、あなたがやったの！？」
美沙は男性に問いかけます。
「すみません、うっかり…もちろん、弁償します。」
そう言って男性は申し訳なさそうな顔を浮かべます。
それが美沙と直樹の出会いでした。
それからバイク修理のことで連絡をとるうちに、美沙は次第に直紀に惹かれていきました。
直紀は美沙のことを完璧に理解してくれ、いつの間にか美沙にとって直紀は『この人以外考えられない』と思うような存在になっていました。
美沙は直紀を運命の人だと信じていそうですね。
そんなある日、美沙は直紀から
「俺には絶対やり遂げないといけないことがあるんだ。手伝ってくれるか？」
と話を持ちかけられます。美沙は
「もちろん。あなたのためならなんだってするわ。」
と微笑んだのでした。
（11）
あの廃倉庫で尚美が死んでから数日後。
尚美の死因は『借金を苦にした自殺』で片付けられられました。
もちろんそれは真っ赤な嘘で、本当は河野に殺されたのだけれど、直紀にはそれを証明する方法がありません。
愛する人の死の真相が闇に葬られるなんて、耐え難いことですよね…。
そんな状況の毎日は、直紀にとって悲しみと絶望しかありませんでした。
そんな時、直紀はあの日、車のドライブレコーダーからSDカードを取り出していたことを思い出します。
レコーダーの映像から、おそらく直紀はあのときのバイクの運転手が美沙だと特定したのでしょう。
直紀の悲しみと絶望は、尚美を殺したヤミ金の河野と、尚美を助けに行くことができなくなった原因であるバイクの運転手の美沙に復讐すること決意に代わったのでした。
そうして美沙に近づき、美沙に自分を完全に信用させ、美沙を利用して河野に復讐する計画を着々と進めていったのでした。
（12）
河野を刺した美沙は、人を刺したことに対する後ろめたさからか全身の震えが止まりませんでした。
美沙はなんとか気丈に振る舞い直紀に話しかけますが、計画は成功したはずなのに直紀はまだ恐ろしい目をして美沙に近づいてきます。
その手にはナイフが握られていました。
そして美沙の前に立った直紀は、美沙にナイフを振り下ろしたのでした…。
遭遇（漫画）【9話・10話・11話・12話・ANOTHER】感想と意味を解説
このお話は4話にわたり、時系列がバラバラに書かれているので混乱してしまいますね＾＾；
このお話の登場人物は
・直紀（茶髪の男性）
・尚美（廃倉庫で首を吊られていた亡くなった直紀の彼女）
・美沙（廃倉庫で手足を縛られていた女性で、直紀が事故を起こした原因のバイクの運転手）
・河野（尚美を殺した、かつ、美沙が誘拐のフリを頼んだヤミ金の男）
の4人です。
そしてこのお話を時系列に並べると
（2）→（5）→（7）→（9）→（11）→（10）→（4）→（1）→（3）→（6）→（8）→（12）
となり、
（2）直紀が尚美を助けに向かう途中、事故を起こす。原因のバイクは逃げる。（5）事故を起こした直紀の意識が戻る。直紀は走って廃倉庫に向かう。（7）廃倉庫についた直紀が扉を開ける。（9）中には首を吊られた尚美が…。（11）直紀は河野と美沙に復讐することを決める。（10）直紀は復讐のために美沙に近づく。（4）美沙が河野に誘拐したフリをするよう頼むため河野の元を訪れる。（1）河野が美沙を誘拐したフリをし、直紀にお金を持ってくるよう要求する。（3）河野は直紀がミッションに失敗したと判断し、美沙の拘束を解く。（6）河野と美沙が待つ廃倉庫の扉が開く。（8）廃倉庫の扉を開けた直紀。美沙が河野を刺し直紀がとどめを刺す。（12）直紀が美沙に復讐を果たす。
ざっとしたあらすじはこんな感じです。
直紀は、尚美を殺した河野よりも、美沙の方が許せないのかな…と感じました。
自分を信用させ、利用し、裏切って命を奪う…復讐としては徹底していますよね。
愛する人を奪われた男の執念が恐ろしくも悲しく描かれたお話だと感じました。
